日本株でGO! №8
波乱の3月
こんな美しいチャートは・・・
こんな美しいチャートを久しぶりに見ました。
日経平均先物日足チャートです。
3月中旬から右肩上がり、全て陽線で連日のアップです。
3月に急落する以前も強い上昇トレンドでしたが終値はその日の最高値ではありません。
今回は3月31日の陽の丸坊主が出現する極めて強いチャートになっています。
陽の丸坊主とは 大陽線に分類され、上ヒゲと下ヒゲのいずれもないローソク足のこと。 上昇圧力が非常に強く、安値圏で出現すれば上昇基調へ転換する可能性がある。
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PBR1倍割れの株に注目
アメリカのシリコンバレーバンクは3月10日経営破綻し、事業を停止しました。破綻はその他のアメリカの銀行に波及し、その後で欧州の大手銀行クレディ・スイスが同業のUBSに買収されました。
一旦は全世界の株価が急落するショックに見舞われましたが、先ほどの日経平均先物チャートをみると日本株ではようやく回復してきたように見えます。
これからさらに日本株は上がっていくのか?
僕の答えは「わからない」です。でも銘柄を選べば上がると思います。
それは「PBR1倍割れの銘柄」です。(PBR1倍割れの株はご自分で探してくださいね)
日経新聞の3月31日の記事です。
東京証券取引所は31日、PBR(株価純資産倍率)が1倍を下回る上場企業などに、株価水準を引き上げるための具体策を開示・実行するよう要請した。取引所としては世界的にも異例の取り組みで、低迷する日本株をテコ入れする狙いだ。
東証はプライムとスタンダードの2市場に上場する約3300社に対し、資本コストや株価を意識した経営に取り組むよう求める通知文を出した。PBR1倍割れは「成長性が投資者(株主)から十分に評価されていないことが示唆される1つの目安」と問題視した。
日本経済新聞
PBR(株価純資産倍率)が1倍を下回る企業に対する記事は前回DNPを取り上げました。
何故PBR1倍以下が問題視されるのかはこの記事を読んでみて下さい。
4月はオーバーシュートに注意
日経平均に過熱感はない
こちらは日経平均株価。
ボリンジャーバンドの±0~+1の間を上昇中です。
MACDは+16.64
RSIは64.98
まだ過熱している状態ではありません。
急落が始まった28,400円近辺では押し返されるかなという感じで見ていますが、そこまではするする行けるような気がしています。
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気になるオーバーシュート
気になるのがオーバーシュートです。
3月30日の配当落ち日は257円日経平均を押し下げる見込みでしたが、30日は実際は100.85円のマイナス。
156円分を埋めてしまいました。
これはみんなが前のめりになっている証拠。
この流れがしばらく続くと株価としては値上がりするんでしょうが、行き過ぎに対する反動が怖い。
一気に2万7千円第前半まで巻き戻す可能性も無いとは言えません。
来週の注目株
「次元の異なる少子化対策」関連銘柄が面白そう
僕は個別株の銘柄推奨をしているわけではないので、そこはご理解頂きたいのですが、来週(4月3日からの週)で面白そうなトピックスは何といっても「次元の異なる少子化対策」関連銘柄です。
政府は3月31日、岸田文雄首相が掲げる「次元の異なる少子化対策」のたたき台となる試案を公表しました。
この関連銘柄に当面どんな動きが出るのか注目しています。
少子化反転、3年で加速 - 政府試案、財源は未定https://t.co/gd74p5PkGr
— 共同通信公式 (@kyodo_official) March 31, 2023
4月末に少子化関連株がどうなっているかの指標として以下の毛色の違う3つの株を当面ウォッチします。
さて、どうなるんでしょうか?
JPホールディングス(2749)
JPホールディングスは岸田政権の少子化対策の王道銘柄だと思っています。
3月31日に株価がにょきっと上がっているところなんか、それを示唆していそうです。
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個別株の紹介が趣旨ではないので興味のある方はご自身で調べてください。
JPホールディングス
グローバルキッズ(6189)
グローバルキッズは首都圏特化型の保育所運営をしています。
ここのチャートも上を狙っているように見えますね。直近高値に面合わせです。
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グローバルキッズCOMPANY
ポピンズ(7358)
ポピンズはベビーシッターの派遣サービスです。
直近高値にはまだ届きませんが、上がりすぎていたという点もあるかもしれません。
2020年にIPOした株式です。
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ポピンズ
僕の予想はどうだったか
最後に前回のこのブログで僕が予想した結果がどうだっかを見てみましょう。
前回のブログで僕はこんなことを言いました。
トヨタ自動車(7203)の株価動向に注目
今回の話をまとめます。
僕は今回の暴落からの日本株の復興はトヨタ自動車の株価動向で占うことができると考えています。
現在チャートはこのような形をしています。
3月16日に年初来安値を付けました。
トヨタ自動車日足チャート kabutan この株に上を目指す兆しが見えたら日本株は大丈夫だと考えています。
自動車は鉄鋼・半導体・電子部品・産業用機械など多くの企業が関わる日本の基幹となる業態だからです。
特にトヨタは世界の企業です。グローバルな社会での競争を行っています。
ドル円相場にも影響を受けておらず、相場環境より競争環境が株価を左右する銘柄です。
注目しています。
マツダ(7261)はどうか
もう一つ自動車株を見てみます。マツダです。
トヨタとは全く異なる絶好調のチャート形状をしていました。
今回のショックで随分落ち込みましたが、この株は円ドル為替レートと相関関係が高いので、急激に円高になったことも下落の理由として考えられます。
マツダはグローバル生産しているトヨタと違って日本からの輸出が多いので円高になると収益が悪化します
マツダ日足チャート kabutan 日足円ドルレート 楽天証券 マツダの場合、実力以上に上昇した株価だったと僕は思っています。だから元に戻るには時間がかかるかなという気がするんですが、あなたはどう思いますか?
僕はマツダ車が大好きなんですが・・・
トヨタ(7203)の日足チャート
トヨタ自動車の結果を見てみましょう。
大きく折り返し、直近高値に迫る勢いです。
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マツダ(7261)の日足チャート
一方マツダはそれほど上がっていません。
直近高値の半値戻しにも至っていない状況です。
別に株の上がり下がりを占うための「日本株でGO!」ではありませんが、市場は僕の予測通りに動きました。
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![](https://i0.wp.com/biwaochan-blog.com/wp-content/uploads/2023/04/image-6.png?resize=710%2C448&ssl=1)
今回はここまで。また見てね👋
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