日本株でGO! №23
ネクステージが本格反転か
久しぶりの大陽線が出現
ビッグモーターの保険金不正受給問題で9月に急落したネクステージですが、その後、この会社が新たに不正に染まっているという情報は出ていません。
僕はもっと早く株価は反発すると考えていましたが、11月20日になってもまだ低位水準にいました。
しかし11月21日、久しぶりの大陽線を付けて6.28%上昇しました。
9月12日の窓埋め完了
この上昇、意味があると考えています。
9月11日に開けた大きな窓を埋めたんです。
9月11日の終値が2,348円、そして21日は2,390円まで上昇しました。
窓埋め完了です。
コンセンサスは千円以上の上昇余地を示唆
ネクステージ、コンセンサスは株価急落後も最上位を継続したコンセンサスが複数出ています。
三菱UFJの3,500円といちよしの4,000円。
そして現在の株価は2,348円。
まだ千円以上の上昇余地があると示唆しています。
ビッグモーターの不正問題が収束か
11月20日のネクステージの株価急上昇にはビッグモーターの不正問題収束の期待も反映されていたと考えています。
2023年11月17日、伊藤忠商事は中古車販売大手のビッグモーターの買収を検討していることを発表しました。
伊藤忠商事は、子会社で燃料商社の「伊藤忠エネクス」、企業再生ファンドの「ジェイ・ウィル・パートナーズ」と連合を組み、買収を検討しています。
買収の条件として、ビッグモーターの創業家が経営に関与しないことが大筋で合意されています。
伊藤忠商事は、事業再建の可能性を探るため資産査定(デューデリジェンス)に着手しており、2024年春までに買収するかどうかを決める予定です。
伊藤忠商事、ビッグモーター再建に向け基本合意書締結
更新日: 2023年11月17日
伊藤忠商事株式会社(8001)、伊藤忠エネクス株式会社(東京都千代田区)、株式会社ジェイ・ウィル・パートナーズ(東京都千代田区)は、株式会社ビッグモーター(東京都多摩市)のデューデリジェンス実施を発表した。
これと合わせビッグモーターと、独占交渉権の付与を含む基本合意書の締結を実施した。
伊藤忠商事は、大手総合商社。繊維や機械、金属などの国内取引や輸出入ならびに三国間取引を行っている。
伊藤忠エネクスは、伊藤忠グループ中核のエネルギー商社。
ジェイ・ウィル・パートナーズは、中堅、中小企業の成長、再生、事業承継等を行う投資ファンド運営会社。
ビッグモーターは、国産車・外国車の中古車・新車販売および車両買取、車検・一般整備および鈑金塗装などを行っている。
本件は、ビッグモーターの再建に向けた出資検討のために実施される。
ネクステージの株は「しばらく監視」だと思う
伊藤忠は本当にビッグモーターを買うのか
僕が「しばらく監視」と見ているのはビッグモーター事件の収束があるのかという点からです。
伊藤忠商事が買収を検討しているのは事実ですが、実際に買うかどうかはこれからのデューデリ次第。
闇が深い会社なんでとんでもない悪材料で買収が白紙になる可能性も結構高いのでは考えるからです。
伊藤忠商事はビッグモーターを買収することでブラックなイメージが付くのを極力恐れていると思います。
慎重に検討すればするほど、地雷を踏む可能性が高くなります。
また、買収価格で折合いがつくかという点も注目です。
伊藤忠としてはこのボロ会社を買い叩きたいでしょうからね。
年末相場の蚊帳の外か
また、ネクステージの株価が急には上がらないのではという理由に年末相場の時節になったからというのもあります。
12月は「掉尾の一振」の時節。
掉尾(とうび)の一振とは、株価が年末にかけて上昇するといった株式相場の格言です。
必ず上がるというものではありませんが、僕は体感的には上がるように思います。
こんな時期にわざわざ火中の栗を拾う人は多くはないと考えます。
ビッグモーター事件如何ではまたネクステージの株価が急落することも考えられますから。
☆☆☆
今回はここまで。
僕はこの株は「しばらく監視」だと考えています。
あなたにネクステージの株の売買を推奨する意図は一切ありません。
株式投資は自己判断でお願いします。
それじゃ、またね👋
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今までにネクステージの記事はこちら。
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