日本株でGO! №21
ウェルスナビが第3四半期決算を発表
3Q累計経常利益が3.7倍増益で着地
2023年11月10日、ウェルスナビが2023年12月期第3四半期決算を発表しました。
23年12月期第3四半期累計(1-9月)の経常利益(非連結)は前年同期比3.7倍の5.2億円に急拡大しました。
直近の第3四半期実績でも経常利益は前年同期時3.2倍の3.3億円に急拡大しています。
絶好調と言える決算結果でした。
2023年11月10日15時00分
ウェルスナビ、1-9月期(3Q累計)経常が3.7倍増益で着地・7-9月期も3.2倍増益
ウェルスナビ <7342> [東証G] が11月10日大引け後(15:00)に決算を発表。23年12月期第3四半期累計(1-9月)の経常利益(非連結)は前年同期比3.7倍の5.2億円に急拡大した。
直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の経常利益は前年同期比3.2倍の3.3億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の6.1%→15.6%に急改善した。
決算後株価は急騰
決算を受けて株価は急騰。止まることを知らない勢いで上昇し続けています。
11月17日の終値は1,504円。
決算発表前の11月10日の終値が1,257円なので247円(19.6%)の上昇です。
千株保有で元本は125万7千円。それに対し7営業日で24万7千円もの利益が出る計算になります。
中期的には底値圏
一週間かそこらで2割も上がったんだからちょっと買えないんじゃない?って思っていませんか?
この株、実は大底圏にいたんです。
週足チャートがこちら。
大底圏からようやく上を向き始めたという位置にあることが解りますよね。
まだまだ上値余地は大きそうです。
ここからが本当の実力を試される時
ちなみに月足で見るとさらに良く解ります。
上場したのが2020年12月22日。まだ3年足らずのグロース株です。
やっとIPOセカンダリーが落ち着いた時期だと言えるでしょう。
ここからが本当の実力を試される時かもしれません。
ウェルスナビってどんな会社?
全自動の資産運用ナビ「ウェルスナビ」
ウェルスナビを知らないという方は株をやっている人では皆無だと思いますが、やってない人だと馴染みが無い名前かもしれません。
ウェルスナビは全自動の資産運用ナビ「ウェルスナビ」の会社です。
1万円から手軽に始められ、手数料は税込年率1.1%。
取引ごとの手数料が0円というのがウリの会社です。
いわゆるロボアドバイザーの会社ですね。
運用はスマホやPCでというものです。
ノーベル賞受賞者が提唱する理論に基づいた運用アルゴリズムで専門的な知識や経験がなくても世界の富裕層や機関投資家も実践している資産運用を行うことができるというものです。
新NISAによる需要に期待
このウェルスナビのシステムは2024年1月から始まる新NISAの需要を取り込むことが出来そうだと多くの投資家が考えているようです。
現行のNISA制度では、年間の投資上限額は一般NISAが120万円、つみたてNISAが40万円です。
2024年から始まる新NISA制度では、年間投資上限額が360万円に拡大されます。内訳は、成長投資枠が240万円、つみたて投資枠が120万円です。
そして初めて新NISAで投資の世界に足を踏み入れる人の中には何にいくら投資すればいいか皆目わからないという人も出てきます。
そういう投資初心者をターゲットとした商品としてウェルスナビはクローズアップされています。
現在株価が急騰しているのは当社の好決算だけでなく新NISAによる需要も大きな理由と言えるでしょう。
ウェルスナビの株は「買い」だと思う
ロボアドバイザーの代表格
僕はテレビを見ないので良く解らないのですが、ウェルスナビはテレビCMを積極的にやっているようですね。
だから投資をしていない人も若い人だったら名前くらいは知ってるよって人が大半でしょう。
またSNSでの拡散などもあるのでロボアドバイザー投資=ウェルスナビという図式は確立されているように思います。
新NISAの導入と併せてロボアドバイザーの代表格として今後も成長が大いに期待されます。
これが中期的に見た「買い」の理由です。
グロース株へのシフトチェンジ
もう少し短期的に見る理由になるかもしれませんが、株式市場を取り巻く環境が11月下旬を迎え、小型のグロース株へシフトチェンジしているのではないかということが「買い」の理由として挙げられます。
2023年の東証市場は大型主導で相場を形成してきました。
しかしここにきてその流れが小型のグロース株にシフトチェンジし始めていると言われています。
ウェルスナビは東証グロース市場に上場しているグロース株です。
環境が追い風になると考えられます。
株価が底値圏
この「底値圏」というのは何をもって底値なのかは難しいとこですが、少なくともウェルスナビの株価は中長期的には底値圏にあるのに間違いありません。
もちろん今が底値じゃない、まだ下がるということも無くはないですが、好業績、新NISA、そしてグロース株への追い風を考えればこれ以上下がり続けるとは考えにくいと思っています。
僕がブログで取り上げた翌日です。
2023年11月20日12時54分
ウェルスナビ—年初来高値、「預かり資産、10年後に20兆円に増加」報道を材料視
<7342> ウェルスナビ 1635 +131
年初来高値。一部メディアが「顧客からの預かり資産を現在の約9500億円から10年後に20兆円に大幅に増やす構想を明らかにした」と報じ、買い材料視されている。報道によると「来年スタートする新たな少額投資非課税制度(NISA)を追い風に、個人マネーの取り込みを加速させる」という。このところウェルスナビ株は右肩上がりで推移しており、買いが買いを呼ぶ展開になっているようだ。
急騰後の急落
しかし、11月22日、こうなりました。
2023年11月22日13時06分
ウェルスナビ—大幅に8日ぶり反落、連騰の反動で利益確定売り
<7342> ウェルスナビ 1555 -243
大幅に8日ぶり反落。最近の連騰の反動で商いを伴って利益確定売りが出ている。「顧客からの預かり資産を現在の約9500億円から10年後に20兆円に大幅に増やす構想を明らかにした」との一部報道などを手掛かりに、ウェルスナビ株は21日に年初来高値(1800円)を記録。ただ、10月23日に付けた直近安値(996円)の1.8倍まで急伸したため、買い疲れ感が広がっているようだ。
ここでエントリーしたが果たして…
大量の出来高(811万株)を伴い11%の急落です。
11月に入っての急騰局面で初めての出来事。
しかし長い下ひげを付けています。
ここでエントリーしてみましたが、さて、どうなるでしょうか。
僕はウェルスナビ、買いだと思っています。
しかしあなたにウェルスナビの株の売買を推奨する意図は一切ありません。
株式投資は自己判断でお願いします。
それじゃ、またね👋
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