日本株でGO! №26
どん底のスノーピークに何が起きた?
長い低迷からの下げ止まりか
スノーピークの週足チャートに久しぶりに陽線が出ました。
11月24日の終値は1,110円。
PTSでも1,116.3円とやや上げています。
長い低迷からの下げ止まりと見ていいんでしょうか。
個人投資家の予想は「売り」だが
スノーピークについてはみんかぶによる個人投資家の予想では11月23日に売り予想2位となっています。
しかし翌日は上げました。
前日比2.78%上げです。
吉野ヶ里事業で注目を浴びた?
実はみんかぶでは11月22日もスノーピークが売り予想3位にランクインされていました。
2023年11月22日14時43分
<みんかぶ・個人投資家の予想から>=「売り予想数上昇」3位にスノーピーク
「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」の22日午後2時現在で、スノーピーク<7816>が「売り予想数上昇」で3位となっている。
米長期金利の低下に端を発したグロース株への資金シフトの流れを背景に、11月17日に年初来安値をつけた同社株への見直し機運が強まっていたなか、21日に同社は佐賀県が進める県立吉野ヶ里歴史公園官民連携推進事業の民間事業者として選定され、基本協定を締結したと発表。同歴史公園で直営キャンプフィールドを含む体験型複合リゾートを2025年に開業する計画を示した。これが売り方の買い戻しを誘発し、同日の株価は大幅高となった。ただ、急ピッチな上昇による反動への警戒感も強まり、売り予想数の上昇につながったようだ。22日の株価は朝高後に下げに沈む展開となった。
記事のとおり県立吉野ヶ里歴史公園官民連携推進事業の民間事業者として選定されたことによる急上昇の反動が予想されるとのこと。
そして直近のチャートの動きがこれです。
11月22日は1,157円でスタートし、高値1,160円を付けましたがその後急落、終値は1080円と大陰線を付けました。
みんかぶの予想が的中していたんです。
みんかぶの売り予想は2日連続となりましたが、大陰線の翌日、先ほどのとおり上昇しました。
この3日間出来高も通常より大幅に増加しています。
多くの投資家のの耳目を集めたと言っていいでしょう。
需給は良好 買いでもいいのでは
スノーピークの株はこれだけ下げても売り残が買い残を上回っています。
上昇に向けての需給は良好です。
この株も、もしかしたら上がるのではと考える投資家がいてもおかしくありません。
僕も打診買いなら買ってもいいかなと思います。
スノーピークの会社概要
スノーピークの会社概要について当社公式サイトにある記述を引用します。
スノーピークはアウトドア・キャンプ用品のメーカーです。
アパレルへの進出やキャンプ場の運営にも積極的に進出しています。
売上高も伸び基調、昨今のキャンプブームにも乗った感があり、株価の不振が不思議な会社です。
アウトドア・キャンプを基軸
刃物、銅釜、スプーンなどを製造する工場がひしめき合う、日本を代表する金属加工の町である燕三条にて、1958年に創業者である山井幸雄がスノーピークの前身である山井商店(後のヤマコウ)を創業したことに始まります。当時は、大工道具をメインに扱う問屋でしたが、初代社長である山井幸雄が生粋の登山家でもあったことから、自らが手がけた使いやすく質の高い登山用品を徐々に全国へと展開いたのが作り出したというのアウトドア事業の始まりです。その後、2代目社長である山井太が1986年からオートキャンプ文化を創造してきました。
2014年以降からアパレル事業、飲食事業、アウトドアオフィス事業等といった新たな事業領域を広げる中で、3代目社長である山井梨沙のもと「衣食住働遊」を通じた人生価値の提供を図ってまいりました。2022年9月より再び山井太の指揮のもと、引き続き、人生価値を提供する「ライフバリューブランド」として、グローバルでの人生価値の提供を加速してまいります。
市場創造型の商品開発
商品の品質・コンセプト・価格帯・体験価値といった側面から、今まで市場になかったようなものを開発・発信することを通じてユーザーの人生価値を高めています。
商品については、仮設と検証を繰り返した頑丈でハイエンドな商品開発を行っているほか、製造工程においても環境へ負荷が少なくなるような取組みを行っております。
品質に対する自信であり、長く商品を愛してもらうためにも、全製品に「永久保証」を付けております。
キャンプ場の運営
当社は、アウトドアやアパレルの商材を販売するだけでなく、それらを利用できる場としてキャンプ場の運営を行っております。
我々が考えるライフバリューをキャンプ場を通じて可視化し、ユーザー同士やユーザーとスタッフの接点を設けることでアウトドアを通じたコミュニティの醸成を図っております。
売上・利益面での高い成長性の実現
株価下落は山井梨沙社長の不倫・辞任から
2022年9月 山井梨沙社長の不倫・妊娠が発覚
2022年9月21日、スノーピークは山井梨沙社長の辞任を発表しました。
当時かなり騒がれたので覚えている方も多いと思います。
「不倫 妊娠 辞任」で検索すると今でも山井梨沙前社長についてのニュース等がトップで沢山出てきます。
本人の名前を入れずともですから凄いことです。
その後の売上高は減少
そしてその後の会社の業容はこうなりました。
2023年は前年より売上高が落ち込んでいます。
1Qから3Qまで全ての気において前年同期を下回っています。
山井梨沙社長はその容姿や不倫・妊娠という話題性で有名になりましたが、経営手腕は鋭い社長だったと言われています。
僕は有能なリーダー不在となったことがこの会社の株価低迷を招いた大きな原因だと考えています。
株価は右肩下がりに
もう一度週足チャートを見てみましょう。
2022年8月以降、一貫した下げトレンドです。
今回の上げが続いて反転できるんでしょうか。
スノーピークは買えるのか
4週連続千円の攻防からの立ち上がり
僕はこの株、面白い状況になっていると考えます。
先ほどの週足で見ると4週連続で千円の攻防を行い、陽線で立ち上がりを見せています。
そろそろどちらかに動く期待が持てます。
もちろん底抜けする可能性もありますが、13週線の1,179円を明確に上抜けたら面白くなりそうです。
上にも下にも急に行く可能性が
スノーピークは東証プライム上場ですが、動き方はグロース株のような動き方をしています。
株価の位置もグロース株同様に低位にあります。
僕は動き始めたら上でも下でも急に行く可能性が高いと思い注目しています。
僕的には「買い」なんですけど、どうでしょうか。
☆☆☆
今回はここまで。
僕はしばらくウォッチする予定ですが、あなたにスノーピークの株の売買を推奨する意図は一切ありません。
株式投資は自己判断でお願いします。
それじゃ、またね👋
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