GO.35 2024年東証グロース市場は賑わうのか~東証グロース250ETFで占う

日本株でGO! №35

2024年はグロース市場に賑わいが来るのか

2023年末、来年は東証グロース市場が賑わいそうと言われていました。

現在、東証グロースは大きく出遅れています。

果たして2024年は東証グロース市場に賑わいが来るのか。

東証グロース250ETFで占いましょう。

東証グロース250ETF(2516)は上向くか

東証グロース市場の出直りに期待

2023年末、来年は東証グロース市場の株価に脚光が当たりそうとの見方が多く出ていました。

東証グロース市場は、東京証券取引所が2022年4月4日から導入した新市場区分のうち、比較的規模の小さいベンチャー企業などが参加する市場です。上場基準は、市場に出回る株式を基に算出する流通時価総額が5億円以上です。

以前はマザーズ市場と呼ばれていましたよね。

2023年の東証グロース市場は日経平均やTOPIXと比較すると大きく出遅れました。

出遅れたというよりは6月以降下落を続けています。

2024年は東証グロース市場銘柄の出直りが期待されています。

まあ、日経平均やTOPIXと比較すると株価水準は明らかに低いですからね。

グロース250のリアルタイム日足チャートはこちら

割安かと言われるとバリエーションが高い銘柄が多いんで素直に割安って言えないですけど。

日経平均株価の週足チャートです。

こちらはTOPIXの週足チャート。

グロース市場の個別銘柄には手出ししにくいところが

先のことを断言することはできませんが、市場環境に劇的な変化がない限り、年単位ではグロース市場は持ち直すのではないかという気はします。

日経平均やTOPIXがこれ以上青天井かというとそうではないだろうし、いずれ過熱感が出れば資金は値ごろ感を求めてグロース市場に向かうのではと思います、

しかし小型株がひしめき合うこの市場の銘柄は一つ間違えば大暴落に見舞われることがあります。

市場参加者が少なく、機関投資家も参入してこない銘柄が多いため、何かのきっかけで一方的な方向へ急進することがままあります。

そこが新興市場の面白いところですが、失敗したら目も当てられない惨劇ということも多い。

だからグロースの個別銘柄には手出ししにくいところがあります。

そこで誰しも考えそうなことがETFの購入です。

東証グロース250ETFで様子見 

僕も昨年末にETFを仕込んでおきました。東証グロースETF。

東証グロース市場250指数に連動するETFです。ETF(イー・ティー・エフ)とは、「Exchange Traded Fund(上場投資信託)」の略で、取引所に上場している投資信託です。

東証グロース市場250銘柄すべてを購入する感じかな。だから個別株より遥かに大人しく動きます。

とはいえ、グロース市場だから日経平均ETF当たりと比べたら動き出したら激しく動きます。

今はまだ動いていないから穏やかに見えるだけですけどね。

こちらは週足チャートです。

日足だとこうなります。

大発会の1月4日大陽線を出しましたが、翌日に打ち消されました。

ここからどう動くかに注目していますが、5日線が25日線、75日線とゴールデンクロスしているので下押し圧力はそれほどないんじゃいかと考えています。

損切ラインは直近安値の512円かな。

でもそこまで落ちる前の528円近辺が上下を分ける勝負どころかと思っています。

1月11日 動かないので一旦抜ける

1月5日に買って見ましたが、ご覧のとおり動かないので一旦抜けます。

収支トントンです。

大型株が賑わっているのでグロースに資金が回ってきていません。

指数の動きを注目しながら再エントリーポイントを待ちましょう。

2024年の相場でどのように立ち回るか

相場上昇に過度の期待はしない

僕は2007年から株式投資をしているので相場歴としては17年目になるんでしょうか。

その間、いろんなことがありました。

大負けして一時退場していた期間もあります。

でも今まだやれているんで、あと10年は続けていられるようにしたいなと思っています。

そのために必要な考えは「相場上層に過度の期待はしない」ということ。

これ、本当に自省の念を込めての考えです。

基本、空売りはしないんで買いから入ります。

上がると思って市場に参加するとついつい相場上昇に過度の期待をしてしまうんですよね。

そこで大負けしてしまいます。

2024年は相場上昇に過度の期待をするな!と自分に言い聞かせます。

握力は極めて弱い

僕の投資スタイルはスイングトレードです。

1週間以内に勝負を終わらせるケースがほどんど。

このスタイルは2022年からです。

それまでは数か月単位で持つことが多く、損切りが出来ずにダラダラと下落株を持ち続け、100万単位の損切をしたことが何度かあります。

「含み益の株が70万あるんで含み損100万を損切りしても30万の損で済む」というような訳分かんない理屈をつけて損切を先延ばしした時期もありました。

でも、1週間のスイングにしたら損切りもどんどんできるようになりました。

握力は極めて弱いトレード手法ですが、このやり方に変えてから収益は改善。

僕には向いていると思います。

新年の抱負

とはいえ、含み益銘柄があると心穏やかになれます。

現在そんな銘柄がひとつもありません。

現在の保有銘柄

・クスリのアオキ

・カバー

・積水ハウス

・東証グロース250ETF

僕は最大5銘柄まで、1銘柄には最大300万円までと決めているので多くの銘柄に投資資金をつぎ込むことはできません。

ですが含み益を保ったまま中長期持っていられる銘柄があると本当に心穏やかになれるんだろうなと思っています。

今持っている東証グロース250ETFがそうなってくれればいいんですが。

これが新年の抱負(やっぱり過度な期待?)です。

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今回はここまで。

僕はグロースETFを購入してみましたが、あなたにこのETFの売買を推奨する意図は一切ありません。

株式投資は自己判断でお願いします。

それじゃ、またね👋

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