今回の記事は日経新聞「酒500種のうつろう需要 サントリー、データで先読み」のレビューです。
NewsReview vol.1
サントリーホールディングスが独自のAIを活用して酒類の販売予測をしています。
これは2021年秋に本格導入した独自の人工知能(AI)システムで予測と実績の差の「ブレ率」は主力商品で5%以下と、人の2倍超の精度を出しているそうです。
この効果は絶大で、従来比2割の削減、時間換算で年間6000時間の人件費削減を達成しました。
記事ではこのように書かれていました。
25人前後いる専門員の業務は2割減った。社内調整などの業務はあるが、合算で年6000時間近い削減になり、浮いた時間を配送網の改善などに充てる。
人件費に換算するといくらになるのかを試算してみました。
サントリーホールディングスの方の平均年収は1185万円(羨ましいですね)です。
時間単価は6440円です。
労働時間=1日8時間×20日×12月-有給休暇10日=1840時間
1185万円÷1840時間=6440円
6000時間にこれを掛けると3864万円になります。
結構な削減ができていますね。
サントリーホールディングスのこの試みは同社の人件費削減効果に留まりません。
記事にはこのように書かれています。
深刻なのは物流だ。日本は小売店の密度が高く、卸も介在するため、飲食料品の配送は積み下ろしが多く、ルートも複雑になる。新型コロナでネット通販が急増し、人手不足に拍車がかかった。品切れが起きると、物流はさらに逼迫する。
間接的な表現ですが、これをもっと端的に言えば、品切れによって物流の二度手間三度手間が発生しているということだと思います。
この状況をAIによる販売予測システムが改善すると、多くの中小物流企業物流企業が合理化・効率化されるはずです。
総務省『家計調査』によると、2020年、1世帯のお酒の消費額は全国平均1ヵ月で3,700円、年間で4万4,400円です。
一方、2020年の一般世帯総数は4,885万世帯です。
掛け合わせるとお酒の消費額は2兆1689億円になります。
また、2020年度の物流コスト比率は全業種を平均して5.38%と言われています。これを掛けるとお酒の物流費は年間1167億円です。これがサントリーホールディングスのように従来比2割削減できれば実に233億円のコスト削減効果となります。
さて、ここからは僕の旅日記です。
先月、「うる星やつら聖地巡礼」と題して新潟へ行ってきました。
その際、有名な「ぽん酒館」にも立ち寄りました。
ここは500円で117種類の日本酒から好みのお酒を5杯飲める利き酒システムが大人気です。
でもね、ちょっと気になることが。
本題と関係は無いんだけど僕は500円を交通系のICカードで支払いました。
そしたら消費税込みの508円引き落としになっていました。
現金で払った人は500円しか払っていないんで(何故?)って思ったけど面倒臭いんで調べてはいません。
判る方いらっしゃったらコメントで教えてください。
お土産に買ったこれが余りにも美味しかったんでAmazonで追撃買いしました!
この「風味爽快二シテ」は初めて飲んだんだけど本当にすっきりしたのど越しで味わいに深みもそれなりにあり、まさにいくらでも飲めそうでした。
ネット通販でも売ってます!
イオンで5ケース買って自宅に送りました。
ちなみに350㎜ℓ×24本と500㎜ℓ×24本で送料1100円です。
店員さんが2ケースでこの組み合わせまでなら送料1100円ですって教えてくれました。店員さんナイス!
居酒屋でも「生!」って言ったらこのビイルでしたね。
それでは、またね👋
ラムちゃんに会いに行ったっちゃ!